
和名:チョウセンアサガオ
俗名:キチガイナスビ、曼荼羅華(まんだらげ)
ナス科ダチュラ属の多年草または一年草。インド原産。
大きなラッパ状の白い花を咲かせる。見た目は派手。
全草(根・茎・葉・花などすべての部位)に幻覚性のアルカロイドを含む有毒植物。
モルヒネのような直接的な鎮痛効果はないが、痛覚が鈍くなる為、麻酔薬や喘息薬として知られる。
猛毒なので、素人はくれぐれも注意が必要。間違えて口にした人が病院に運ばれた等、
年に何件も中毒事故が起きている。
北米インディアンの伝説
【ズーニー族】
昔、男の子と女の子が遊びに出かけた時に、神々が会議している所を見つけた。二人の子供は好奇心から会議場の回りをうろついて観察した。二人は家に帰ると、母親に会議の様子を細かく報告した。神々は二人の子供の好奇心とおしゃべりを怒り、二人をダチュラに変えてしまった。それ以来、人々はダチュラを食べると、自分達が見たことについてしゃべり続けてしまうようになったという。
花言葉:
「愛嬌」「偽りの魅力」「変装」「夢の中」「あなたを酔わせる」